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2008年09月 の記事一覧

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本当に良いデザイン 2008.09.23

テーマ:建築デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

足掛け三週間、例のプロジェクトに参加したわけですが
先日無事に終了しました。
正直かなりきつくて、同じ班にいた唯一の日本人も途中で辞めてしまって
話し合いは毎回難航したし、そもそも母国語が使えない中での踏み込んだ話し合いは相当きつく
ましてや途中で外国の院生同士が大喧嘩を始めたりするもんだから、仲介役の自分の心労は(自分で言うのはなんか嫌だけど)本当に半端なかった。
正直言うと20代後半にもなって単純なグループ作業に支障出るほど協調性ないのってどうなんだよ・・・とか思ったけど
だってグループ作業っていう名目なんだからさ、皆で一つのものを作り上げていくんだったら意見交換の場は必要でしょう。グループ作業なんだから。
そこで「自分の考えをデザインに反映させたいから話し合いなんてしたくない」ってどうなの。っていう。
まあいい勉強になりました。いろんな人がいるんな。


きつかったけれど、楽しかったのも事実で
参加していた三週間は本当に毎日充実していました。
参加者は一部を除いてみんな自分より年上で、特に外国の学生は若くても25とかで、スキルも考え方もすごくしっかりしている。
技術的な意味でも社会勉強の意味でもすごく得るものが多かった。
外国の友人もたくさんできたし、建築家さんとも知り合えたし。
打ち上げは国籍の差や学生・院生・教授・建築家の差なく楽しくバカ騒ぎできました。
いやー。楽しかった。


個人的にだけど
いくらデザイン能力高くて考えがはっきりしてても、自分以外の他人と微塵も心を交わせないってのは、
衣食住の一端を担う建築家の卵としては致命的ではないかな。
建築や服飾みたいな、人に寄り添う(べき)デザインは、アートとは別に考えなきゃだめだと思う。
そりゃ独創性も大事だし、自分の考えをうまく形にするスキルも大事だ。
でもデザインする側がそれを使う人との関係をぶったぎってかかっちゃあもうおしまいだと思う。
確かにそうやってできた建物も服もある。美しいものだってある。
でもそれはたとえ造形的に美しくても本当に良いデザインとは言い難いと思う。


建築や服飾や製品のデザインは、芸術性より独創性より何よりもまず、それを使う人にやさしいデザインであることが大前提だと自分は思う。
デザインをする以上、自分の思ったようにデザインをしたいと願うのは当たり前のこと。
でもそれだけでは本当に「人のために」良いデザインには辿り着けないと思った。


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伝えたいこと 2008.09.10


怒濤の一泊二日ドタバタ旅行から早数日、
ずっと例の外国人学生とのプロジェクトでどたばたしていて休む間もない、。
いよいよプロジェクトも中盤に差し掛かりました。
まだ2週間目だし先は長いけど、本当にたくさんのことを学んだ。
新しい発見ばかり。驚きの連発だ。



2日前、初めての全体セッションがあった。
日本側と海外側総勢25人でのグループプレゼンテーション。
始まって早々、海外の学生のドローイングのレベルの高さに唖然。
いやむしろ愕然とした。
なんだ、デザインが秀逸すぎる。
調査結果を報告するだけのプレゼンなのに、
日本の学生だったらエクセルで図表を作るのが普通なところを、海外の学生は、おおげさじゃなくてそのままTシャツとかのプリントに使えそうなくらい素晴らしい見栄えの図表にしてくる。
なんかもう、別世界!
大学でよくあるような普通のプレゼンを想定してたから、もう開いた口がふさがらなかった。
前々から教授に「海外の学生のデザイン能力には驚くと思う」とは言われていたけれど、予想を遥かに上回るすごさで。
きみたち実は学生じゃなくてプロのグラフィックデザイナーでしょう?という。
CADも、ただ使いこなすだけではなくもうデザインがやばい。うまく言葉じゃ伝えられないけど。
なんかもう、日本の学生との差にがっかりした。
デザインスキルの平均が高すぎるって。
同じグループの海外学生もその例に漏れず。同じグループで自分だけスキルねええええええ



終始そんな感じで、自分は海外の学生の発表にただただ圧倒されるばかりだったんだけど
海外サイドの教授はそんな秀逸なドローイングを目にしても
「うまいのは認めるが伝えたいことが伝わって来ない」と一蹴だった。
秀逸なドローイングもない、なんとか英語を滞りなく話せる程度の自分はどうしたらあああああああ と
はらはらどきどきしていたんだけれども
蓋を開けてみれば、すごく評価していただけた。
自分の表現手段は、まあ媒介からして奇抜だったと思うんだけど(空気を読まずに3DCGアニメーション)(趣味全開)(しかもexe.氏の大幅な助力に依るもの)
確かに、ストレートな表現手段ではあったと思う。余計な装飾もなく。そこが評価されたらしい。
「君のプレゼンは、伝えたいことと表現手段がシンクロしていた。だから言いたいことがまっすぐ伝わってきた」
そんなことを言っていただけた。
いつもお世話になっている日本サイドの教授の、「伝えたいことがあれば必ず伝わる」という言葉がまた身に沁みた。
いや、一昨日のことを踏まえて訂正するべきか。
「伝えたいことは、正しい表現手段を用いれば必ず伝わる」



でも、海外の学生のデザインスキルは大幅に見習うべきだと思った。心から。
製作環境は大差ないはずなのに、なんだこの次元の差は。
シンプルイズベストとはいうし、実際教授側もデザイン性の高さは求めてなかったけど(今回はデザインの課題ではないからね)
建築やデザイン方面の道を志す者として本当に見習うべきだと思った。
同じ班員(海外の人)のすばらしいドローイングをもらったからそれを参考にいろいろ練習してみようと思う。
スキルアップしなきゃなあ。


波紋 2008.09.04


今日はスポーツジムへ行ってきた。
大好きなプールの他に、今流行ってるらしい最新のダンベル運動とか、腹筋集中強化等をやってきたが、これがどえらくハードで、終わったあと足のがくがくが止まらず危うく階段から落ちるところだった。
体内組成とか体脂肪とかいろいろ調べてもらったが、ひどい結果。
筋肉も脂肪も足りてない。貧弱すぎる!
筋肉なくて脂肪ある、ならまだわかるけど、どっちも規定値切ってるってどんだけー
特に体幹部の筋肉がめちゃくちゃ貧弱で、自分でもがっかりした。
体力アップのためにも筋肉つけようと思います。



プールではひたすら25mを往復してたんだけど、休憩時間のスチームサウナがもう本当に極楽。
泳いではサウナ入って、また泳ぐ ってのを何度も繰り返した。
サウナ好きとかどこのオッサンだよって話ですが。苦笑
本当は寝そべっちゃいけないらしいんだけど今日はほぼ貸し切り状態だったから好き放題寝そべってきた笑
いやー汗流すの好きです。体中の毒素が抜けていく気がする。



プールでのんびり平泳ぎしててふと思ったのが
やっぱり水の波紋って綺麗だな、と。
プールの底は細かい格子模様になってるんだけど、水面近くから水面を見ると、ひとつひとつの細い線が細かく振動して、本当に綺麗なんだ。
乾ききった先の荒い筆にほんの少し絵の具をつけて、紙をひっかくように動かしたときみたいな模様。
大理石に走る細かい線にも似てた。
何気ない発見なんだけど、ちょっとインスピレーション。
あと、プールの底に、水面に映ったプールの底が映り込んでて、まるで二枚合わせの鏡みたいだった。
プールがガラガラでほぼ貸し切り状態だったから本当に波がなかったんですよ。
綺麗だったなあ。



明日から2日間サークルの同期と旅に出ます。
海行ってきます。夏の海も良いけど秋の海も良い。


path 2008.09.03


今日は例のプロジェクトの班で集まって自主ミーティング。
二日連続英語漬け。うひい。


デザインの前段階のフィールドワークとして、都内の某大型複合施設を調査しています。
そこは 実は小学生の頃住んでいた街にほど近いところにあるんですが
今も相変わらずのカオスっぷりで。懐かしさと同時に、年月を横すべりしてきたような妙な感覚も覚えた。
そこでは、古いものと新しい物 普通のものと明らかに普通でないもの 一般の客、観光客、その筋の「通」、家族連れ、カップル・・・
様々なものが入り乱れている。
「いろんなものが溢れてるけど雰囲気的にはサブカルチャーな感じで統一感がある」
というのがおそらく一般的な受け取り方だと思うし、事実自分もそう信じてやまなかったのだけど
二日間実際に人の流れとかを調査してみて思ったのは、実は全く統一されていないのかもしれない、ということ。
確かにいろんなものが共存している空間ではあるんだけど、そこにいる人たちは皆自分の目的地、興味の対象のところへまっすぐ向かい他のものを無視している。
というより、明確な目的をもってこのカオスの中を移動している。
カオスだというのに、人の流れは意外と固定的、直線的だ。
この場所に慣れていない見物客である自分たちは、物珍しさゆえにいろんな店に立ち寄ったり注目したりするけれど
そこにいる人たちの直線的な動きの中ではかなり浮く。
いや、観光スポットだし、見物客は多い。
でも見物客か常連かは一瞬で見抜ける。
見た目のカオスさに釣り合わない、至極単純化された人の流れ。
外見や店の配置的には間違いなくカオスなんだけど、もしかしたらカオスという表現すら不適切なのかもしれない。不思議な場所だ。


今日感じたことをもう一つ。
話し合いを進める中で意外だったのが、海外の学生さんたちは議論をするときにすごくシステマティックにアプローチをするということ。
偏見だけど、もっとアグレッシブに考えをぶつけ合うような議論の仕方をするんだと思っていた。
切り口となるキーワードを設定して、そこから一つずつ切り崩していくスタイル。
まさに合理主義。
すごく新鮮だったし、参考になった。
余談だけど、それらのキーワードは強烈に難解(その場にいた英語圏の学生も意味が理解できず聞き返したくらい)だった。
多分ジーニアスとかには載ってないね。リーダースならぎりぎり載ってるかな。
日本人でやたら難しい言葉を好んで使う人がたまにいるけど、あの類かな。
語彙力増えるから嬉しいけど、ちょっとマニアックすぎかな。苦笑


次のミーティングまでにやることも決まったし、早速プレゼンの準備を進めていく所存。
明日は久々に運動してきます。
その後は1日か2日旅に出てきます。


言葉の壁を越え得る「何か」 2008.09.02


例のデザインプロジェクトの初日でした。
海外の学生と日本の学生は全然違うって聞いてたけど、まさかここまでとは。という。
まず皆のバックグラウンドが多彩すぎる。
芸術専攻したあと建築の院に行ってる人、ずっと建築の人、電子系からの人・・・などなど
皆がそれはもう信じられないくらいのポテンシャルの持ち主で。
初日早々盛大に感化されてきた。
今日はフィールドワークが中心だったんだが、物の見方とか思考の方法とか切り口とかが本当に様々で、しかもそれぞれがかなり個性的。
全然違う感性を持った人たちが集まってるってだけで十分勉強になるのに、英語でしかコミュニケーションからなんかもう。全てが新し過ぎた。
海外の人と一日中ガチで英語のみで過ごしたのって数年振り。
手探りながら、なかなか熱い議論を交わせたと思います。楽しかった。
明日も現地調査へ行ってきます。楽しみ。



お世話になっている教授の言葉で、
「伝えたいことがあれば伝わる」
って言葉があるんだけど、まさにその通りだと思った。
デザインの根本に関わるような込み入った話をしていると、思い出せない(むしろ知ってるはずのないような)単語がどうしてもでてくるわけで、
でも不思議と伝わるんだよね。向こうがわかってくれる。
同じものを目指して真剣に話し合っていると、言葉の壁とかもはや意味をなさなくなるのかもしれない。
本当に良い経験だった。明日の調査も次回の全体ミーティングもかなり楽しみ。



明日から 2008.09.01


海外の大学生・大学院生と一緒にデザインをするというプロジェクトに参加してきます。
もちろん日本語ではなく英語による共同作業。えらいこっちゃ。
よく社交的だね~とかいわれますが、ある程度慣れるまでは結構な人見知りなのでいまから心臓ばくばくです。
ただでさえ初対面苦手なのに、初めて顔合わせる人の半分以上が外人さんって。チキるわ~
それにしてもフルタイムで英会話するなんて何年ぶりだろ。
海外生活終えてからかれこれもう数年も経つんで心配である。
英語で言いたいこと、絶妙なニュアンスとか伝えられるかな。
デザインの共同作業だからそういう絶妙なニュアンスとかが重要になってくるのだと思うんだが。
まあ初対面特有のあのよくわからん精神的障壁さえ取り払っちまえばこっちのもんですわ。
こんな機会めったにないから、存分に刺激を受けて来ようと思います!


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