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『連戦連敗』安藤忠雄 2009.04.12

テーマ:建築デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

連戦連敗連戦連敗
(2001/09/03)
安藤 忠雄

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■前に進むための失敗
「デザインというものは一つ一つの意思決定の積み重ね」
デザインをする過程で人はたくさんの岐路に立たされるけれど、その一つ一つに対して一つ一つ答えを出して行きながら進まなくてはならない。
そのとき頼りになるのは、最終的には自分自身の経験のみなんだろう。
そしてその経験というのは、ほんの少しの成功と、数えきれないほどの失敗、その積み重ねに他ならない。
結果は残らなくても、その過程で考えたことや描いたイメージは残る。
残ったアイデアやイメージは積み重なって、かけがえのない経験になる。
まさに前に進むための失敗。
個性というのはそういう失敗の積み重ねによって形成されていくものなのかな、と思ったり。

■残すということ
古いものと新しいものの共存についての考え方が印象に残った。
新旧の調和ではなくあえて衝突の状態を作り出すことでその場所の可能性を引き出すというやり方。
ある意味攻撃的とも言える過去への関わり方。いや、積極的、か。
もはや「守る」という表現すら不適切な気がする。
放っておけば失われてしまう過去の遺産を守ることは当然大事、でも守るだけじゃ足りないのかもしれない。
過去に対して受動的であるうちは、あたかも過去の遺物を博物館で遠くから眺めているような、そんな意識しか芽生えない。
守ることはできても、それは過去を観賞用の剥製にしているようなもので、真の意味で未来に「残す」ことにはつながらないのかな、とか。
「過去を現代に生かしてこそ初めて残すという行為が意味をもってくる」
剥製のようにいたずらに残すのではなく、生かす。
残すことは、生かすこと。
そして受動的にせよ積極的にせよ、過去と向き合うには筆者の言う「記憶(歴史)への最大限の敬意」が必要なのだ、と。


+ + +


「建築読書メモ」というカテゴリを新設しました。
読んで思ったこと、学んだことなどを好き放題書き散らしていこうと思います。
要は「走り書き以上、書評未満」のメモってことで。

あと今更ですが右サイドバーにブクログを導入しました。
そっちは淡々と読んだ本を登録しています。見た目が気に入っただけってのは内緒(おーい
星の付け方は適当なのであしからず。
本を選ぶとき、特に買うときは好きそうな本だなーって吟味してから本を選ぶので基本的に星は多めです。

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