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建物散歩 国立新美術館 2008.06.08

テーマ:建築デザイン - ジャンル:学問・文化・芸術

こないだモディリアーニ展に行ったとき、まず何より感動したのが美術館そのものの美しさ。
思わず写真を撮りまくってしまいました。



P1020669.jpg



乃木坂駅から美術館に直結ということで、地上に出てみればそこは開けた空間。
右手にはだだっ広く緑(とビル)が広がっていて、開放感満載。
あたかもプラットホームのような感じの通路を通って、ガラス張りの美術館へ。
駅から何の違和感もなく美術館に入れるってなんかすごい。
ちなみにチケットブースは外にあります。
チケットを買って、天井のないプラットホームを通ってさあ出発!




P1020671.jpg



どどん。うわあなんだこの内部空間は。
うねる曲面、円錐台をひっくり返したような巨大な物体、神殿のように連なるコンクリの柱、そしてガラスの壁面から差し込む光・・・
美術館というよりは空港の待合室(?)のような印象。
写真じゃ伝わらないけど、天井が高いのなんのって!



P1020676.jpg


P1020670.jpg



そして上を見上げれば、複雑に連なる階段や通路。
下から見るだけでは、人がどこをどう通ってどこへ向かうのか見失ってしまいそう。
ちょうどミュージアムショップでエッシャーのだまし絵を見てきたところだったので、それに近いものをおぼえた。
迷路みたいに入り組んだ空中通路がはてしなくツボ。



P1020674.jpg




通路がたくさんあればその結節点も必然的に存在する。
この館内の通路のいくつかは先程もちょこっと触れた例のひっくりかえった円錐台につながる。
まるで島と島とを結ぶ橋みたいな構造。



P1020673.jpg




巨大な開放空間の中で、そんな島がいくつか空中に浮かんでいる。
その上では人々がやすらいだり、お茶を飲んだり、ケーキを食べたり談笑したりと、おもいおもいの時間を過ごしている。
何かをする「場」があって、それは通路で結ばれていて、人々はその間を自由に行き来する。
メリハリのついた空間作り。
「場」と通路、リンチの言葉で言うノードとパスみたいな。
この美術館の巨大な内部空間には、都市の縮図が見出せる気がする。
もちろん目玉は美術展示。
この美術館は同時にたくさんの展示をやっていて、巡るのが楽しい。
でも展示を巡るだけじゃなくて、公共スペースでやすらいだり、カフェでお茶を飲んだり、ミュージアムショップを見て行ったり、やわらかいソファで本を読んだり
諸機能が分散されて、それぞれの「場」に再構成されてる。
だからメリハリが生まれる。
メリハリがあるからこそ、展示を見るときのあの心地よい緊張感(?)も、見終わったあとのやすらぎも格別に感じられたのかもしれない。


皆が思い思いの時間を過ごせる場所。
この美術館は、単なる「美術を展示する場」という機能を超えている。
包み込むような広い内部空間が、あたかも都市全体のように感じられました。





・・・余談ですが
エントランスのドアが素敵だったので載せてみる。


P1020675.jpg



いいねいいねこのデザイン。
横開き自動ドアの便利さと、ホテルとかにある回転扉のスタイリッシュさをいいとこどりしたような。

中から見上げるとまた圧巻。


P1020677.jpg





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