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バウハウス・デッサウ展特別鑑賞会@芸大美術館 2008.06.27


建築志望、デザインゼミ参加、アート好き、そしてドイツ語を学んでいる身としては外せないバウハウス展。
行こう行こうと前から思っていたんだが、嬉しい偶然が重なって、今回は特別鑑賞会に参加させていただくことができました。
先日当選したブロガー特別鑑賞会です。いやーなんというナイスタイミング。
デザインゼミを終えたあとこの展示を見られてよかった。
デザインの系譜、建築への統合・・・今回の展示を通して、ゼミで学んだことを本当の意味で噛み砕けた気がする。
非常に得るものが多かった。いろんな意味で。
というわけで以下レポ。
いつになく気合い入っててとてつもなく長いのはご愛嬌!



今回の展示は三部構成。
階をまたいでの展示が新鮮。エレベーターで移動って初めてだ。
でも第一部とそれ以降とでは時間的にも空間的(デッサウ以前と以後)にも隔たりがあるので、違和感なく先へ進めた。むしろ良かった気さえする。

せっかくの三部構成なので、流れに沿ってレポします。



第一部『デッサウ以前/バウハウスとその時代』

今回の展示の構成とかについてはほとんど予習せずに参加したんだが、
とりあえず驚いたのが、「あ、バウハウス展なのにバウハウス以外のものも見られるんだ!」という。
バウハウスという枠組みに留まらず、そういうムーブメントが生まれてくる一連の時代の流れを、いろんな展示を通して表現している感じ。
ロシア・アバンギャルドはいくつか実物みたことあるけどデ・ステイルとかさ、うれしかった。
その時代世界各地でうごめいていた「新しいもの」を求める動き。
各地の思想や芸術の潮流をいろいろと紹介していたわけだけど、単なる通史的紹介には留まらず、
なんだろう、そういう区切りとかを超えた一連の流れ?を感じる構成だった。
単なる工芸から、新しいものを創り出すという方向へ。
小さな作品から大きな作品、機能性の追求、日用品、照明etcetc
いったん大きく広がったあとは、色彩、幾何学的構成、素材、と単純化していく・・・
そんな大きな流れと、新しいものを生み出そうとする葛藤?試行錯誤?
そんな動きを体感できる展示だった。
なんだこの稚拙な言葉は。言葉が出てこない。


P1020751.jpg

まず目を引くのは並べられた椅子と立体オブジェの数々。
ふ、ふ、フランクロイドライト!!


P1020762.jpg

ロシア構成主義とかのエリア。
『赤の楔~』が見られて嬉しかった。


P1020763.jpg

同じく構成主義のエリア。
実験シリーズとか、筆記用具、日用品とか。


P1020770.jpg


P1020767.jpg

絵画や立体作品以外にも出版物やポスターも。有名なやつもあった。
ドイツ語勉強しててよかった・・・!



以下は個人的に感じたこと。
・『赤き楔で白を撃て』は大学のモダンアートの授業で何度か取り上げられてただけに、実物を見られてうれしかった。ロシアバ~
既存のものをぶちこわして新しいものを作る意志が感じられる力強い一枚。
・フランク・ロイド・ライトの椅子があるよ!!!わお!!!
・『揺れ動く色の響きを発する形態と色彩のオルガン』
このいかつい名前と見た目のポップ感?がね。ツボだ。
・水平と垂直の美、デ・ステイル。実物を見たのは初めてだ。
・実験シリーズが発するあの異様な雰囲気はなんだろう。嫌いじゃない。



第二部『デッサウのバウハウス/基礎教育と工房』

エレベーターで階を移動して第二部へ。
今度はうってかわってどかーんと開いた大空間。
会場は奥から見るとこんな感じ↓

P1020792.jpg


第二部と第三部がそんなに明確には区切られてなかったのは、バウハウスがすべての活動の延長線上に建築をおいていたのを表現したかったからかな。
そんな要らん憶測はおいといて~
第二部、かなり興味深かったっす。
バランス、素材、建築、機能性、文字列、幾何学的配置・・・
いろんな方向からのアプローチ!
展示も抽象的・理論的なものから実用的な方向にシフトしていっておもしろい。
やわらかいもの固いもの、二次元のもの三次元のもの、使えるもの使えないもの・・・
実験的試みは果てしない!

P1020776.jpg

P1020777.jpg

絶妙なバランスで静止する(あるいはゆらゆらと揺れる)実験シリーズ。

P1020780.jpg

椅子、椅子、椅子。照明器具とかも綺麗だったな。

以下備忘録:
・浮遊するイメージを持つ立体
・直線となんちゃらのインスタレーションが非常に印象的。
・都市と芸術を結ぶ場所、か。ふむ。
・『私は何も知らない』
・『球体の中のアトリエ』
・電化製品がアートになるなんて
・やっぱりドイツ語読めて良かった。
・みんな放物面大好きだな(ゼミ以来の感想)
・ていうか写真撮影の条件無視してる人多過ぎ。大人だろー自重しろし



第三部『建築』

バウハウスのバウは建築のバウ。
展の最後を締めくくるのは建築でした。
ちょうどゼミで設計図描いたり模型作ったりいろいろしてきたのでついつい魅入る。
建築の捉え方とか建築に求めるものとか、彼らのそれが少し飲み込めた気がする。

P1020786.jpg


P1020787.jpg

カラフルな校長室は光でいっぱい。

自分はまだ全然建築のこと知らないど素人だから、当時それが当たり前だったか革新的だったかはわからないけど
印象的だったのは彼らの計画の仕方。
色彩の計画とか、人の動きの計画とか、全体の景観との調和とか。
現代建築がまだまだ革新的だった時代にもそういうことをやってのけた人がいるんだな。
いや、そういうことをやってたからこそ革新的だったのかな。知識不足、。
ただ建物を作るだけじゃなくて、その空間ないし景観すべてをデザインする。
建築ってなんだ、デザインってなんだ
そんなところに至るまで 考えさせられる展示でした。はい。



超ウルトラスーパー長くなったけど、そんな感じで。


余談:
グッズいただけて嬉しかったのは言うまでもないが、閉館前にミュージアムショップに寄るのを失念していた。
あああーちくしょう後悔だぜ

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